鮭(サケ)なのに、舌の上でとろけます!!
最高級霜降り牛肉、クロマグロの大トロともまた違うその感触、芳醇でさわやかな脂の味わいは、鮭児でしか体験できないものです。
鮭児とは、10月から11月にかけて世界自然遺産・知床周辺などで漁獲される未成熟のシロザケの中から、魚体や頭の形などを見て選び抜かれた超高級シロザケのことです。
鮭児はDNA判定より、ロシア・アムール川系に回帰する鮭である可能性が高いとの研究結果がありますが、それがなぜ日本に回帰する群れに紛れ込んでくるのか、未成熟のまま成長して通常の鮭の10倍近く、トキシラズの2倍以上もの脂肪率になるのかなど、詳細は分かっていない神秘の魚です。
昔から地元の漁師や漁業関係者の間では、この鮭の脂のりの良さが知られていましたが、15〜20年程前に「鮭児」という漢字の名前が付けられてから、世の中に知られるようになりました。
「1万尾に1尾」という鮭児のキャッチフレーズは決して大げさなものではなく、「幻の鮭」と呼ばれるに相応しいもの。 ルイベにして舌の上でとろける絶品の感触をぜひご堪能ください。